ペケLOG(仮)

登録販売者。好きなことを書いている雑記ブログ。

【ドン・キホーテ】に学ぶ、これからの小売業とは?

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 こんにちは!

 

 台風の影響を受けるとおもいきや、晴れている中のんびりとブログを書いているヴィトンです(笑)

 

 生き物ブログになりつつあったこのブログですが今回は、ガラッと違う内容を書いていきます!

 

 今日の朝に、Yahooニュースで気になった記事です。

headlines.yahoo.co.jp

 

 この記事を参考に、実際に小売業で働いていた身として、書いていきたいと思います。

 

 

 みなさん、スーパーやドラッグストア、家電量販店などに買い物に行きますよね??

 

 最近は、ネットが発展してきたし、安いという理由で買い物はネットでしてしまう人も多いと思います。

 

 そんな中、小売業がどんどん業績を落としている中で、業績を上げている企業があります。

 

 それが【驚安の殿堂 ドン・キホーテ】です!

 

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出典*1

 

 ずっと、激安の殿堂だと思っていたヴィトンです(笑)

 

 知っている人も多いと思いますが、関東を中心に展開する総合ディスカウントストアです。

 

 この企業に学ぶ、業績を伸ばしている理由を探って見たいと思います。

 

 まず、ドン・キホーテのすごいところは、1989年3月東京都府中市に第1号店をオープンしてから、2016年6月期まで、27年連続で増収増益しています!!

 

 不景気と言われていて、小売業が軒並み低迷している中での増収増益です。調べてみると【ニトリ】が29年連続で増収増益みたいですね!

 

 店舗数は245店舗!

 売上7579億円!(連結ベース)

 

 ここまでの数字になってくると、よく分からん(笑)

 

 俺が社員として働いていた会社が同じ店舗数でけれど、売上は1/3ぐらいだったので、ドン・キホーテの売上の凄さが分かった。

 

 ビジネスモデルの特徴として、定番品(通年売っているもの)とともに、【スポット商品】(季節外や流行遅れの商品を安く仕入れてきた物)を買ってもらう。スポット品を買ってもらうことで、利益を得ている。

 

 これ以外に、圧縮陳列、手書きPOP、迷路のような棚の配置で、お客さんを楽しませる工夫をしている。宝物を探しだすように店内を回遊させることで、「いつの間にかに利益の高い商品を買ってもらう」ことに成功している。

 どこの、小売店も店舗を作るときに、【客動線】というお客さんがどう歩いてくれるかを考えます。よく店舗の奥に、日配品や日用品があるのは1番奥までお客さんを誘導するためです。

 

 あと、【圧縮陳列】の説明をします。

 ドン・キホーテでなくてもいいもですが、お店に入った目の前とかに、ドーンとたくさんの商品が積み上げてあるのを見たことがありませんか?

 これが、圧縮陳列です。縦に商品を積み上げて圧倒的な品揃え感を演出する方法です。

 もちろん、欠点もあります。しっかりと手入れ(商品の補充等)をしないと残念な感じになってしまうのと、ある程度の高さまで積み上げるための在庫(商品)が必要です。見えないところや、下の方は空き箱などで作ることが出来ますが、それ以外のところは実物の商品が必要になります。(いっぱい仕入れて売れなかった時に絶望感はヤバイです・・・)

 

 ドン・キホーテの魅力として、【手書きPOP】もあります!

 

 実際に、POPを書く専門の人を雇っています。専門の人が書いているから、すごくきれいです!それに分かりやすい。

 

 POPって簡単に書けるって思いますが、難しいですよ(笑)実際に書いたことがあるのですが、太いサイズのペンが難しい。【3】【6】【8】などの丸みのある数字が上手く書けないです・・・

 プロの人ってすごいって思います(笑)

 

 このような演出や、工夫、それに夜遅くまで営業しているとういことで、「深夜に買い物ついでに遊びに行く場所」というイメージを作り上げ、若者や仕事終わりの会社員などから支持を得ている。

 

 他にも、観光地スポット化していて、おみやげを買う目的で外国人の人もたくさん買いに来ているところもあるみたいですね。

 

 遊び心で、若い世代に絶大な支持がある一方で、主婦や高齢者層からは敬遠されがちです・・・

 ごちゃごちゃしているから、お目当ての物がある場合なんか見つけるのに時間が掛かるし・・・

 

 ここまでは、読んだ記事に書いてあることです。俺個人の意見も入っていますが・・・

 

 

 ここからは、実際に小売業で働いた目線で書いていきます。(完全に俺の意見として書いていきます)

 

 まずは、お客さんとしての意見。

 

 俺も、八王子や西葛西にいた時は使っていました。バイトや仕事が遅くに終わっても営業しているので助かりました。

 けれど、深夜営業で、若い世代が多いということは、客層が悪くなってしないます。ヤンチャしてますって感じの人が多い気がする。別にこっちに迷惑がかかるわけではないですが。

 それと、絶対に万引きで相当の被害が出ているはず。若者+深夜営業+迷路って考えると絶対に万引きはあるはず。普通の小売で働いていた時も化粧品を中心に十数万単位で被害が出ていました。

 そのへんは、実際に働いているわけではないので分かりませんが。

 

 ドン・キホーテには生鮮食品や日配品も売っているところがありますが、買おうと思えないことです。勝手なイメージなんでしょうが、スーパーやコンビニで買ってしまいます。

 

 次に、小売で働いていた時の意見。

 

 他の大きな小売業と大きく違うのが、売り場の変更や、品揃えなど現場で対応できることは、各店舗の判断で決めることが出来るということ。

 

 これは、すごくいいと思います。普通の会社は、要望があったら、まずは店長や上司に報告して、上司は更に上の立場の人や、商品部に報告する。そうしてやっと許可が出る。

 こんなに経由する必要ないし、無駄な労力だと思う。ドン・キホーテは店舗で決めることができるから、各店舗で違った特色を出すことができているのだと思う。

 

 働いていた時は無駄な報告が多すぎるって思っていました。店長がくだらない報告をしている暇があるのなら、自分の担当している店なんだから、売り場を見るとかしろって、思ってました(笑)

 

 記事を書くことで、ドン・キホーテ少し調べてましたが、不祥事や事件が多いですね・・・これも、客層が関係しているかは分かりませんが・・・

 

 よく、社員の労働時間やサービス残業のことが大きく報道されていますが、小売業ではよくあることだと思います。俺だって、1日に朝から夜までいた事なんか当たり前だったし、サービス残業だってしていました。そうしても終わらない仕事量でした。

 

 ドン・キホーテは深夜営業で、たくさんの在庫を持っているので、俺なんかよりも大変かもしれません。

 

 この小売業と飲食業の労働環境を改善しないと、働く人自体がいなくなります。今だってどこの店舗も人がいない状況ですし。

 

 思うことを書いてみました。

 

 小売業の実態ですね(笑)ニュースにはいい事しかけないけれど、ブログなら書きたいことをかけるのでいいですね(笑)

 

 

 今は、27連続で増収増益しているドン・キホーテですが、これから超高齢化社会になる日本で成長するには厳しいと思います。(若者自体が減っているんだし・・・)

 

 高齢者層をどう取り込むか、これからの小売業に必要なことです。ずっと前から言われていることですが・・・

 

 そうすると、ドン・キホーテやヴィレッジヴァンガードみたいな宝探しみたいなワクワク感がなくなってしまう。

 

 俺は、専門的な経済学やマーケティングの知識はないのでここまでしか書けないです。

 

 少しずつ勉強して考えていきます。

 

 

 今回は、小売業で働いていた感想と一緒に書いてみました。小売業に興味がある人には参考になるか分からないですけれど(笑)

 

 また、書きたくなったらこのような記事も書いていこうと思います。

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