こんにちは!
現役登録販売者のおおたです!
九州の登録販売者試験の結果が発表されました!
今年度の試験は九州が1番合格率が高かったみたいですね。
他の地域の合格率が30~40%ぐらいだったのにもかかわらず、九州だけが50%代が多かったです。
ここまで、はっきりと合格率が違ってくるのは珍しいですね。
合格された皆さんおめでとうございます!
すでに、研修中として働いている人もいると思うので、新人資格者に向けて参考になる参考書について話していきます。
最近、有名なユーキャンから、新人資格者向けの参考書が発売されたので、早速買ってみました!
今まで新人資格者向けの参考書ってほとんどなかったのですが、やっと大手が動き出してくれました。
もう何度言っているのかわからないぐらい言っているのですが、登録販売者は試験に受かって資格者になってからが本当の試練です。
試験に受かるための勉強と、資格者として店頭で接客する勉強は全く違います。
ここで、書いているときりがないのでこっちの記事にそのことについて書いてあるので読んでみてください。
前置きが長くなってしまったのですが、試験に受かったあとにどっちを買ったらいいのかわからないって人が多いと思いますので、両方の参考書を読んでみた感想について書いていきます。
※両方共、自分で買って読んだ感想を思ったまま書いています。
まずは参考書の大きさですが、全く同じサイズです!(この大きさが人気なんですかね?)
他にも漢方薬の参考書や仲宗根先生のもう1冊の参考書もこのサイズでしたね。
個人的には使いにくいサイズだと思うのですが・・・
ということで、サイズの比較でした(笑)
サイズはどうでもいいので、肝心な中身の内容についてです!
両方の目次になります。
ユーキャンの参考書
目次
イントロダクション 登録販売者として働くために
第1章 医薬品販売の基本をマスターしよう
第2章 チャートでわかる!お客様の訴えに応じた医薬品の提案
第3章 接客のスキルアップに役立つ!プラスワン基礎知識
付録
という感じになっています。
まずは基本的な医薬品のことや、登録販売者とはどういったものかの説明に使っています。
続いては、仲宗根先生の参考書を見ていきましょう。
目次
Part1 登録販売者になったらまずやること
Part2 実務に直結する勉強法
Part3 接客の基本を身につける
Part4 さらにスキルアップするために
という内容になっています。
ユーキャンと比べても似たような構成になっています。
けれど、こっちのほうには勉強法というのがあるので、これからどうやって勉強していけばいいのかわからない人にはいいかもしれません。
目次を見た感じだとどっちも甲乙つけがたい・・・
内容について
ユーキャンの特徴
- チャート式で書いてあるので、商品を選びやすい
- どの商品を選べばいいのか載っている
- 各症状の特徴がまとめてある
- 付録には医薬品以外の内容が載っている
まとめるとこんな感じですかね。
まだ、自分から商品を選ぶことのできない新人さんにはチャート式で書いてあるのはすごくいいと思います。
まずは、このチャートに当てはめながらお客さんがどんな症状なのか、この症状のときはこの商品を選ぶのかと勉強するにはもってこいです!
まずは、このチャートをしっかりと頭の中に入れておくことで、実際の接客をするときもある程度の進め方がわかってるので、テンパりにくいと思います。
仲宗根先生の著書の特徴
- 事例が載っているので、実際の接客の流れが学べる
- こんなときはどうすればいいのか書いてある
- Q&Aが載っている
- 勉強方法について載っている
- 仕事の内容が載っている
医薬品の接客のことも書いてあるのですが、どちらかというと心構え等が多く書いてある印象です。
仕事の流れや合格後にどうやって勉強方法、接客ノートの書き方など、店頭で働いていくために必要な情報が多いです。
両方共、いいところを書いてきましたで、ここからはちょっとうーんと思うところ(デメリット)についても書いていきます。
アマゾンのレビューにもあるのですが、仲宗根先生の参考書の方は、仕事の流れやどんな業務があるのかなど、すでに働いている人からすればいらない情報かもしれません。
その分、肝心な医薬品の情報が少ない印象です。
どちらかというと、試験に合格してから、初めてドラッグストア等では働き始めるという人をターゲットにしたのでこういった構成になったのかもしれません。
これは両方に共通するのですが、漢方薬に関する情報が少ないです。漢方薬についてしっかり入れると情報量とてつもなく多くなってしまうからかもしれません。
なので、漢方薬については他の参考書を買うべきです。
ちょうど、売っていますし(笑)
まとめ どっちを買うべきなのか?
個人的の両方共読んでみて、今自分がどんな状況なのかでどっちを買うかが別れてくると思いました。
すでにドラッグストア等で働いている人は↓
理由
各症状別に実際に売っている商品で説明してくれているので、どの商品にはどの成分が入っているのか知ることができる。
けれど、多くても各項目で10個ほどしか載っていないので、自分の働いている店舗に売っている商品がないかもしれません。(そこは自分でしっかりと勉強するべきです)
ドラッグストア等で働いたことがなく、これから資格者として働き始める人↓
理由
登録販売者の仕事内容や、日常業務等が参考になるので、仕事の内容がだいたい知れる。
接客の例が載っているので、どんなことを聞かれるか知れる。
という感じでわけるのがいいと思います。
両方共言えるのですが、この1冊で接客のすべてを学べるかと言ったら、まだまだ足りないとこをばかりです。
なので、まず、この参考書を読んで理解してからステップアップで違う参考書を買うことをおすすめします。
いきなり難しい参考書を買ってしまうと絶対に挫折する気がするし・・・
こちらに少し載っているので参考にして、どの分野について勉強したいのかで買う参考書を選んでください!
少し大雑把に書いてしまったのですが、両方の参考書を読んでみた感想でした。
最後に
やっと新人資格者向けの参考書が増えてきました!
嬉しいですね。
それだけ、新人向けの参考書を世間が必要にしていたということですね。
まずは、今回紹介した参考書を読んで勉強に使ってみてください。
誰もいきなり接客できるわけではないです。少しずつの小さな勉強の積み重ねで接客ができるようになっていきます。
勉強することが多く大変ですが、応援しています!!
ここまで読んでくれてありがとうございました!