2022年度の登録販売者試験がどんどん終わってきて、自己採点で結果もわかってきた人もたくさんいると思います。
本来は試験が始める前に紹介するべきだったのですが、この時期になってしまいすいません。
今回紹介する参考書は、登録販売者試験の中で一番問題数が多く、範囲も広く、さらに試験に合格後の接客で最も重要になる『第3章 主な医薬品とその作用』だけに特化した参考書の『徹底攻略 医薬品暗記帳』の紹介になります!!
今までの登録販売者試験対策のテキストはどちらかというと、試験に合格するための勉強が中心なので、第1〜5章まで全ての章の解説や大切なポイントが載っていることが多かった印象です。
その中で、この参考書は、特に大切な『第3章 主な医薬品とその作用』という成分のところをピックアップした参考書になります!!
株式会社東京マキア代表の村松先生の参考書です!
大まかな内容
大きく分けて
第1章 西洋薬
第2章 生薬・漢方薬
という感じで、2つに分けられています。
近年、登録販売者試験で生薬と漢方薬が多く出るようになってきたので、これはものすごくありがたいです。
近年の試験の傾向にしっかり対策できます!
登録販売者試験の問題に関する手引きが令和4年の3月に改定になったのですが、そこで新しく追加になった成分も追加されていますし、削除になった成分についてもしっかりと対応されています。
第1章 西洋薬
まず、この第1章の項目では西洋薬をメインに解説しています。
(出典 Amazon商品ページより)
このように、
- 出題範囲
- 商品例
- 効能効果
- 作用機序
- 副作用
- 使えない人
- 相談する人
- ポイント
- 現場から一言
などが、各成分で載っています。
この参考書が試験後の勉強にも使えると思うところが、各成分に商品例が載っていたり、現場から一言が載っているので、ここが他の試験対策用の参考書と大きく違うポイントだと思います。
あと、星で重要度も書いてあるのも嬉しいですね!
第2章 生薬・漢方薬
西洋薬とは別に、生薬と漢方薬がまとめられています。
こっちの方が試験後に役に立つのかなと思います!
(出典 Amazon商品ページより)
生薬は、先生のイラスト付き!
生薬の名前だけではどこの部分を使っているのかわかりにくいので、こうやってイラストがあると理解しやすいですよね。
生薬は
- 生薬名
- イラスト
- 頻出度
- 出題範囲
- 科名
- 基原植物等
- 部位
- 効能効果
- 覚え方・補足
- 商品例
といったように情報がまとめられています。
補足で『へえ〜』っと思うことが書いてあるのも、記憶として残りやすいのかなと思います。
私もこんなイラストが描けるようになりたい!!
漢方薬はイラストに加えて、生薬の含有量が円グラフでわかるようになっています。
(出典 Amazon商品ページより)
この半分のページにここまでの情報が載っていることがすごいです!
他の参考書を探してもここまで簡潔にわかりやすく解説されているものはほとんどないと思っています。
イラストもピッタリ!!
生薬と漢方薬で躓いてしまう人をたくさんみているので、この参考書なら楽しく勉強を進められるはず!
まとめ
他の試験対策の参考書とは違った参考書の紹介でした!
私が資格者になった10年前よりもたくさんの参考書が出ているので、ものすごく勉強しやすい環境になってきました。
だからこそ、自分にあった参考書を見つけたいですよね。
なので、私もできるだけ実際に読んでみてからレビューをしています。
この参考書は買って間違いないです。
まだ試験に受かっていない人は買うことを勧めます!
ということで、村松先生の『絶対合格 医薬品暗記帳』の紹介でした!
村松先生のSNS等について
著書の村松先生はTwitterやYouTube等で活動しているのでリンクを貼っていきますので、チェックしてみてください!
ムラマツコ@医薬品暗記帳 重版出来🍬 (@saori_tmaquilla) / Twitter