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【登録販売者】試験に合格してからも、勉強をしないといけない理由。

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 こんにちは!

 

 登録販売者ブロガーのヴィトンです!

 

 今年の登録販売者試験もほとんどの都道府県で終わり、合格した人たちがそろそろ店頭に資格者(研修中)としてデビューする頃ですね。

 

 ちなみに、今日は中国地方の登録販売者試験の合格発表です!(受かったみなさん、おめでとうございます!)

 

 俺も、6年前ですが登録販売者試験に合格して、11月から資格者として店頭デビューしました。(懐かしい・・・)

 

 今回は、登録販売者試験に合格したあとも勉強をしないといけない理由について書いていきます。

 

 

 

 最近、よくツイッターを見ています。

 

 

 

 

 

 よく目にするのが、これから勉強しないといけないということや、責任やプレッシャーを感じるということ。

 

 俺も、当時は同じことを思っていました。

 

 お客さんに合う商品を見つけることができるか?

 

 この商品で本当にあっているのか?

 

 など、いろいろと疑問に思いながら仕事をしていた覚えがあります。

 

 今、こうやって登録販売者関連の記事を書いていますが、俺もみなさんと同じように店頭に立った時はすごく不安でした。

 

 だからこそ、試験に受かってから勉強をしないといけないです!

 

 

 ちょっと、前置きが長くなってしまいましたが、試験に受かってから勉強しないといけない理由について書いていきます。

 

 

 みなさんの疑問の答えになるかはわかりませんが、少しでも解決に役に立てたらいいなと思います。

 

 

目次

 

試験に合格してからも勉強する理由①接客に答えがないから

 

 俺が思っている大きな理由はこれ。

 

 1日何人ものお客さんの接客することがあります。

 

 その中で、全く同じ症状で、同じ体質って人はいません。ということは、お客さんによってどの商品が合っているかが変わってきます。

 

 それに、要望があったりするとさらに細かくなってきます。

 

 例として、鎮痛剤ははっきりと違いが変わってきます。

 

 ロキソニン、イブプロフェン、アセトアミノフェン、アスピリン、イソプロピルアンチピリンなど、解熱鎮痛成分だけでも各成分によって違いがあります。

 

  十人十色、さまざまなお客さんがいます。その中でお客さんに合った商品を選ぶには商品の特徴を知ることが大切。

 

 ということは、勉強するしかない!

 

 

試験の合格してからも勉強する理由②医療用医薬品がスイッチOTCとして一般用医薬品になるから

 

 この業界の人では聞き慣れない「スイッチOTC」という単語。

 

 簡単に言うと、今までは医者に行って、処方箋を書いてもらい、調剤薬局でしかもらうことができなかった医薬品(医療用医薬品)が、ドラッグストアで買うことができるようになった医薬品のことです。

 

 例えば、ロキソニン、ガスター10、アレグラ、アレジオン、ケナログ、ボルタレンといった商品です。(ロキソニン、ガスター10は薬剤師がいないと買えません。)

 

 俺が、登録販売者になったばっかりの6年前と比べるとたくさんの商品が薬剤師がいなくても買うことができるようになりました。

 

 例としてだした、アレグラ、アレジオン、ケナログ、ボルタレン等は第1類医薬品でしたが、今はリスク区分が変更になり、薬剤師がいなくても買うことができるようになった。

 

 こんな感じで、毎年、少しずつリスク区分が変更になり、医療用医薬品だったものが一般用医薬品になったり、薬剤師がいないと買うことができなかった医薬品が、買えるようになったりとしているので、これについても勉強しないといけません。

 

 

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/trend/201711/553722.html

 

 11月にリスク区分が変更になったものです。

 

 参考にどうぞ。

 

 

 ちなみにツイッターでもつぶやかれていますね。この意見には賛成です。

 

 

 

試験に合格してからも勉強する理由③新商品がどんどん発売されるから

 

 小売業なので、新商品がどんどん発売されます。

 

 お菓子、飲料とかみたいに「期間限定」とか「数量限定」というものはほとんどありませんが、年に各メーカーが新商品を発売します。

 

 新しい商品が発売されたら、どんな成分が配合されているのか、どんな時に使えるか勉強しないといけません。

 

 新商品を発売したら、大体CMを入れて宣伝するので、お客さんからの問い合わせが来たりします。

 

 その時に対応するためには商品について知っておかないといけないです。

 

 

 まとめ

 

 俺が思う、試験に合格してから勉強する理由について書きました。

 

 なんで、試験に合格したのに勉強しないといけないのかという疑問を持っている人たちに読んでもらえたらうれしいです。

 

 俺も、6年前に試験に合格して、登録販売者になりましたが、いまだに勉強の日々です。

 

 新商品が発売されれば調べるし、お客さんに聞かれて疑問に思ったことは納得するまで調べます。

 

 それでも、まだまだわからないことが多いので勉強しないといけないと思っています。

 

 俺よりも勉強している人はもっといると思うし、反対に試験に合格してから勉強しないけれど、資格者として働いている人もいると思います。 

 

  お客さんに安心して買ってもらうには勉強して、しっかりと商品の違いや、成分の違いについて伝えることができる事が大切です。

 

 自分で、いろいろ参考書を買ってみて、いいと思った参考書をまとめた記事がこちらです。

 

www.pekelog.com

 

 ネットで登録販売者試験の問題の参考書については探せば書いてあるのですが、試験に合格したあとどうやって勉強したらいいのか、どんな参考書が参考になるかという記事がほとんどありませんでした。

 

 だからこそ、書くべきだと思い、気に入った参考書を目的別に別けて、紹介しています。

 

 特に気に入った参考書がこれ!

 

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 この2冊こそ試験に合格して、店頭に立つ前に買って読んで欲しい!!

 

 新人の登録販売者の人たちに向けて、セミナーや講師を行っている仲宗根先生が、試験に受かったばっかりの登録販売者に向けての参考書を書いてくれたので、すごくありがたいと思いました。

 

 この参考書の中で、すごく重要なところを引用させてもらいます。

 

 接客に必要な知識とは?

 

・その症状が何によって起きているのかわからない

→人体の仕組みや病態に関する知識

・その症状の解消にどんな成分が適しているのかわからない

→成分の種類、薬理作用の知識

・どの商品を選べばいいのかわからない

→商品の知識

・市販薬(一般用医薬品)で対応できるのかわからない

→受診勧奨の目安に関する知識

・養生法のアドバイスができない

→健康管理のケア、接客経験


引用 現場で使える 新人登録販売者便利帖 症状から選ぶOTC医薬品より

 

 

 これで、どこがわからいのか、どこを勉強すればいいのかが一目瞭然です。

 

 参考にしてください!

 

 

最後に

 

 最近、試験後の勉強に悩んでいる人が多いと思ったので、記事にしてみました。

 

 こんな意見もあります。

 

 

 厳しい意見ですが、 この意見には賛成です。

 

 一人ひとりの対応が「登録販売者」の看板を背負っています。

 

 いまだに、「登録販売者」という資格者が世間的に認知されないのは、適当な接客をしたり、勉強をしない資格者がいるからではないでしょうか?

 

 俺も「薬剤師じゃないんだ」とか「薬剤師がいないなら買わない」と言われることがあります。

 

 すごく悔しく思いませんか?

 

 こっちは他の店舗業務をしながら成分、病態、商品の勉強をしているのに、この一言で終わりです。

 

 登録販売者という資格者の「質」をあげていくことで、世間に認知していくしかありません。

 

 そのためにも勉強するしかありません!

 

 店舗業務やら、他の業務があって勉強する時間がないことは知っています。けれど、いかに時間を見つけて勉強するかが大切です。

 

 いろいろと厳しい意見を書いていったので、俺も今まで以上に勉強しないといけないですね。

 

 疑問に思ったこと、おすすめの参考書について聞きたいこと、どうやって勉強したらいいのかわからない人、なんでもいいので疑問に思ったことは聞いてください!

 

 DM、コメント、なんでも大丈夫です!

 

 大変ですが、応援しています!

 

 

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