「突然、死病にかかってしまったらどうしますか?」
ある日突然、死病にかかってしまった患者さんと、2人の考え方の違う医者の物語です。
最近、家に籠もって読書をする時間の増えたおおたです。
先週ぷらっと見つけた本の紹介します。
「最後の医者は桜を見上げて君を想う」という小説に出会いました。
この物語は、死病(治療方法のない病気や、末期の癌など・・・)に突然なってしまった患者とその患者を診る2人の医者の物語です。
どんなことをしても必ず「生きる」ことを諦めない医者、福原
「死ぬ」ということも選択の一つとして考える医者、桐子
このような問題にはどっちも正解だし、どっちも間違っているかもそれない。
どっちが正解なのかは、患者本人にしかわからない葛藤や悩みがたくさんあるとこをろ描いている。
私は生と死の縁を彷徨うような病気になったことはありませんが、それでも心に響くものがありました。(気胸2回、ヘルニア、骨折で入院、手術経験あり)
もし、自分が死病にかかってしまったどんな選択をするべきなのか?ということを考えながら読むことでリアルに感じることができます。
この世界はいつ誰が病気になるかわかりません。
小説を読んだあとに、私は奇跡が起こらない限り治ることのない病気にかかってしまったとしたら、病気を治すことよりも「苦痛を取り除く」という選択をするかもしれない。
私は独身だし、自分の子供もいない境遇だからそこ、この選択ができるのかもしれない。
もし、自分に守るべきものがあったとしたら、この選択をスパッと決断することはできないと思う。
私はこんな感じに読み終わったあとに感じましたが、私以外の人が読んだら同じ感想にはならないと思う。
「境遇」でどう感じるか大きく変わってくる。
新型コロナウイルスで世間が病気というものに敏感になっているからこそ、病気について一度、向き合ってほしいです。
まとめ
たまたま、見つけた小説なんですが、ガッツリとハマってしまいました!
ちなみに、続編の「最後の医者は雨上がりの空に君を願う」という続編があるので、今読んでます(笑)
こっちも、読み終わり次第、ブログで紹介したいと思います!
部屋に籠もってやることがないという人こそ、読書をしませんか?
月額980円かかりますが、キンドルアンリミテッドというサービスで、たくさんの本が読み放題になるサービスがあるので、この機会にお試しでも入会してみてはどうでしょうか??
月に2冊読めばもとを取ることができるし!!
ということで、キンドルで読むもよし、紙媒体で読むもよし。
ということで、ぜひ読んでもらいたい小説の紹介でした!!