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登録販売者。好きなことを書いている雑記ブログ。

【保存版】ビタミンについてまとめてみた!

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 今回は、お馴染みの【ビタミン】について書いていきます!

 

 ビタミンは一般的なので、知っていますよね!

 ビタミンは生きていくのに必要な代謝を助け、健康な身体を維持する上で、大切な役割を持っています。

 

 ビタミンはミネラルとともに、「微量栄養素」と呼ばれ、タンパク質、糖質、脂質の3大栄養素では足りない部分を助けます。

 

 生きるために必要ってことです(笑)簡単にまとめすぎ(笑)

 数多くあるビタミンが、【水溶性】【脂溶性】に区別されていることは知っていますか??

 

 水溶性と脂溶性というのは、簡単に言うと、その成分が水か油のどっちのほうが溶けやすいかです。

 簡単に説明していきたいと思います!

 

 【水溶性ビタミン

  • ビタミンC
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンB6
  • ビタミンB12
  • 葉酸
  • ナイアシン
  • パントテン酸
  • パンテノール
  • ビオチン

 脂溶性ビタミン

  • ビタミンA
  • ビタミンD
  • ビタミンE
  • ビタミンK

 

 だいたいのビタミンは書きました。(もっとマイナーなビタミンはあると思いますが・・・)

 

 こんな感じで、2種類に分ける事が出来ます。

 水溶性ビタミンの方が知っているビタミンが多いと思います。

 

 ここから、各ビタミンを少し詳しく書いていきます!

 読者の皆さんにわかりやすいように、ビタミンの紹介のとき実際に売っている商品等のリンクに貼っておきます。

 「あっこれってビタミンCなんだ!!」って思ってもらえたほうが理解しやすいと思いますし!

 

【水溶性ビタミン】

 水に溶けやすく、大量に摂取しても比較的早く、身体の外に出るため、過剰に摂取しても副作用はほとんどない。(大量に摂取しても意味が無い)

 熱に弱く、長時間の加熱や、長時間の水洗いでビタミンが失われることがあるので注意。

 市販で売っている「マルチビタミン」は水溶性ビタミンが中心になっています。商品によっては脂溶性ビタミンも入っています。

 

ビタミンC(アスコルビン酸)

 超有名なビタミンですね!レモンとかアセロラキウイとかの果物や、ブロッコリーやカリフラワー、キャベツなどの野菜に多く含まれています!

  ついでに食品100gあたりのビタミンCの含有量が多い食べものランキングを発表します!

第1位: アセロラ 酸味種 生   ビタミンC 1700mg
第2位: <その他> 青汁 ケール ビタミンC 1100mg
第3位: <香辛料類>パセリ 乾   ビタミンC 820mg
第4位: アセロラ 甘味種 生   ビタミンC 800mg
第5位: <茶類> (緑茶類) せん茶 茶 ビタミンC 260mg

くすりの健康日本堂サイトより

 レモンなんて31位です(笑)

ビタミンCの働き
  • 体内の脂質を酸化から守る(抗酸化作用)
  • 皮膚や粘膜の機能を正常に守る
  • メラニンの産生を抑える

 

 などの働きがあります。よく風邪薬と一緒にビタミンCが入っていることがあります。これは、粘膜の機能を守ってくれるという作用を期待して配合しています。

 

 ビタミンC以外の水溶性ビタミンは全部まとめて【ビタミンB群】と言われています。サプリもこのビタミンB群として売っていることもあります。

 ビタミンB郡は、全部で8種類あります。1つずつ解説していきます!

 

有名な商品

 有名なのは「DHC」や「ファンケル」といったサプリメントです!

 普段、サプリメントを飲んでいない人でも知っているぐらいの知名度を持っています。

 意外と知られていないのか、医薬品でもビタミンCの単剤はあります。

 このタケダのビタミンC単剤は、各ドラッグストアでPBがありますので、メーカーを気にしないというのであればPBを選ぶのも一つの手ですね。

ビタミンB1(チアミン)

 疲労回復ビタミンと言われていて、栄養ドリンクなどには必ずと言っていいほど配合されています。豚肉やハム、お米、大豆等に多く含まれています。

  「疲労回復ビタミン」と呼ばれているビタミンです。

 

ビタミンB1の働き
  • 炭水化物からのエネルギー産生
  • 神経の正常な働きを維持する
  • 腸管運動を促進する

 

 ビタミンB1の欠乏症として、「脚気」と「ウェルニッケ脳症」があります。ウェルニッケ脳症はほとんど聞かないので聞き流しても大丈夫です。

 「脚気」については少し書いていきます。昔、「仁」というドラマがやっていました。その中でも出てきていました。

 下半身のむくみや、しびれが出てくる病気です。精米された白米を食べる習慣のなかった、江戸時代までに多かった病気です。

 現代において、まず聞くことのない病気です。

 有名な商品

 ビタミンB1の有名な商品はタケダの「アリナミン」シリーズではないでしょうか?

 アリナミンシリーズに入っているビタミンB1は「フルスルチアミン(ビタミンB1誘導体)」で、タケダ以外の滋養強壮剤には入っていないので、タケダだけの成分になります。

 

 フルスルチアミンはビタミンB1と比較して吸収に優れ、組織に移行し体内で働く形の活性型ビタミンB1を多く産生する特徴があるとされる。

参考にどうぞ!

がんばるあなたに。疲れの情報局|アリナミン

ビタミンB2(リボフラビン)

 栄養ドリンクを飲んだあとにトイレに行くと、尿が黄色くなっていませんか?その黄色い成分がビタミンB2です。

 この成分もよく栄養ドリンクに入っています。

 食品だと、牛乳や、乳製品、レバー、タコなどに多く含まれています。

ビタミンB2の働き
  • 脂質の代謝に関与
  • 皮膚や粘膜の機能を正常に保つ
  • 子供の成長促進や、大人の皮膚や爪の再生

 

 欠乏症として、口角炎や口内炎があります。よく口内炎が出来てしまう人は、このビタミンが不足しているかもしれません。

有名な商品

 ビタミンB2といえば、「チョコラBB」ですね!!(ビタミンB6のところでもう一度出ます(笑))

 欠乏症で肌荒れや口内炎が出たときに服用することが多い商品ですね。意外と口内炎にも使えるってことは知られていないですね・・・

ビタミンB6(ピリドキシン)

 腸内の細菌によって合成されるため、欠乏症になることはほとんどないそうです。

 食品の中では、魚類に多く含まれています。最近は、魚を食べることが少なくなってきていますが・・・

 

ビタミンB6の働き
  • タンパク質を作るのに必要
  • 神経機能の維持
  • 皮膚の再生や、女性ホルモンの分泌を整える

 

 さっき書いたのですが、普通の人は欠乏症になることはないのですが、妊婦やピルを服用していたり、抗生物質を長期間服用している人は、腸内の細菌自体が少なくなっていることがあり、ビタミンB6が不足している場合があります。主に、口内炎や口角炎、皮膚炎などの症状が出てきます。

有名な商品

 ここでもう一度登場の、「チョコラBB」!!

 このチョコラBBはビタミンB2とビタミンB6が主成分になっています。

 さっき、チョコラBBについて書いたので、書くことないです(笑)

ビタミンB12(シアノコバラミン)

 血を造ったり、神経機能や、睡眠などに関与しています。

 肉類や、魚類、乳製品などに動物性食品に多く含まれていて、植物性の食品にはほとんど含まれていない。

 

ビタミンB12の働き
  • 赤血球の形成を助ける
  • 睡眠のリズムを整える
  • 神経の伝達をスムーズにする

 

 欠乏症の中に「悪性貧血」(正式名称は巨赤芽球性貧血)というのがあります。貧血というと鉄が不足して起きるものだと思っていると思いますが、鉄が不足する貧血は「鉄欠乏性貧血」と言われています。

 この、ビタミンB12の欠乏で起きる貧血は、赤血球自体が造れなくなって起こる貧血です。(また、貧血のことはしっかりと書きます!)

有名な商品

 ビタミンB12と言ったら、エーザイの「ナボリン」と医療用医薬品の「メチコバール」ではないでしょうか?

 ビタミンB12は神経修復に関係するビタミンなので、ナボリンもメチコバールも両方とも神経の修復です。傷ついた末梢神経を修復してしびれや痛みを改善します。

葉酸

 身体の細胞が作られる時に必要なビタミンです。胎児の成長に必要なビタミンなので、妊婦さんが買ってくところをよく見ます。

 葉酸ってほうれん草から見つかったビタミンです。

葉酸の働き
  • ビタミンB12と協力して、正常な赤血球を造る
  • 胎児や乳児の正常な発育
  • 動脈硬化、心臓病、ガンの予防

 

 欠乏症は、ビタミンB12と同じ、悪性貧血や、胎児の発達障害、口内炎などの粘膜系の病気になりやすくなったりします。

 

 他の、水溶性のビタミンと違って、過剰症はほとんどないのですが、大量に摂取するとミネラル(亜鉛)の吸収が悪くなることがあります。

 参考にどうぞ!

葉酸|大塚製薬

 有名な商品

 葉酸ってどれが有名なんですかね?

 ファイチやマスチゲンなどの貧血予防の医薬品に入っていますね!

 あっさっき紹介したナボリンにも葉酸が入っていました!

その他・・・

 紹介した水溶性ビタミン以外で有名な水溶性ビタミンってビオチンですかね?

 ビオチンは「皮膚のビタミン」って言われていて、「エバユース」に入っています!

 他のニコチン酸やナイアシンはそんなに重要ではないので簡単にまとめてしまいます(笑)

 皮膚や粘膜などの機能の維持に関わっています。

 それぐらいしか、私も知りません・・・

水容性ビタミンまとめ 

 ここまで、9種類の水溶性ビタミンについて書いていきました。

 

 水溶性のため、大量に摂っても体内に吸収されずに、体外に出てしまうことを覚えてくれれば大丈夫だと思います。

 

 ここまで、水溶性ビタミンについて書いたので、あとは脂溶性ビタミンの4種類だけなので、もう少し頑張ってください(笑)

【脂溶性ビタミン】

 油に溶ける性質があり、体内に蓄積されやすいビタミンです。種類によっては過剰症などがあります。

 脂溶性ビタミンは4種類しかないので、「D・A・K・E」頭文字を並べて「4種類DAKE(ダケ)」って覚えていました(笑)覚え方は人それぞれありますので参考程度に・・・

ビタミンA(レチノール)

 大きく別けて2種類あります。

 緑黄色野菜などに含まれている「βカロテン

 動物のレバーなどに含まれている「レチノール

 

 この2種類です。さらに細かく分類するとビタミンA1とビタミンA2に分けることが出来ます。ここまで詳しいことは必要ないと思っているので書きません。

ビタミンAの働き
  • 眼の機能を保つ
  • お肌の機能を保つ
  • ガンを抑制する

 このビタミンAが不足することで、夜間に物がよく見えなくなってしまう「夜盲症」になってしまう恐れがあります。

 

 私の覚えているのはこれだけでした・・・

 

 よく成分表に「レチノール」と書かれていることがあるので、夜盲症とレチノールという言葉を覚えておけば問題無いです。(試験に出るのはこれだけだし・・・)

 他の作用は、聞かれることもないです。

 俺も今回調べて初めて知りました(笑)

有名な商品

 ビタミンAといえば、これ!

 「カワイ肝油ドロップ」!!

 一時期、中国かなんかの爆買で欠品が多かったイメージがあります(笑)

 あと、甘くて美味しいので食べすぎに注意です!

ビタミンD(カルシフェロール)

 ビタミンDを細かく分けると、D2~D7の6種類あるみたいです。(そんなにあるんだ・・・)

 

 主にカルシウムと深い関係があり、骨や歯を丈夫にする働きや、血液中のカルシウム濃度を調節する働きがあります。

 

 カルシウムやリンなどの吸収を助ける働きがあります。食品から摂取する以外に、日光浴をすることで、体内で合成することが出来ます!

ビタミンDの働き
  • 骨や歯を健康に保つ
  • カルシウムを調節する

 

 前に書いたとおりで、カルシウムの吸収を助けるため、欠乏するとカルシウム等の吸収が悪くなり、骨が弱くなったり、もろくなってしまいます。

 

 毎日、日光浴をしろっていうのも無理な話なので、鮭やカジキ、ニシンなどの魚に多く含まれています。

 

 余談ですが、ドラッグストアでカルシウム剤が売っていますが、ちゃんとビタミンDが一緒に配合されているものを選びましょう。(カルシウム単体だけだと効率が悪いのかは調べた事がないのでなんともいえませんが・・・)

有名な商品

 ここでも肝油ドロップの登場!!(笑)

 ちなみに肝油ドロップはビタミンA、Dだけしか配合されていない商品です。

 ビタミンDは骨粗しょう症の予防にも使用されるので、「新カルシチュウD3」があります。

 他にも、「カタセ錠」もありますね。

ビタミンE(トコフェロール)

 別名「若返りのビタミン」と言われているビタミンで、身体の酸化を抑える抗酸化作用があります。その他、血流の改善や、美肌効果、成人病の予防などの効果があるとされています。

 

 たくさんのサプリメントや医薬品が売られています!

ビタミンEの働き
  • 抗酸化作用
  • 血流改善
  • 生理機能を維持する
  • 美肌を守る
  • 成人病を予防する

 ビタミンEは有名なビタミンだと思います。ナッツ類や植物油に多く含まれています。例えばヒマワリ油やサンフラワー油です。

有名な商品

 有名なのは、「ユベラックス」!!

 高い!!

 このビタミンB12には、吸収率の違いあります。

  • 天然 d-a-トコフェロール
  • 天然型 d-a-トコフェロール酢酸エステル
  • 合成 dl-a-トコフェロール
  • 合成 dl-a-トコフェロール酢酸エステル

 天然→天然型→合成

 この順番で収集率の違いがあります。

 ユベラックスは吸収率の高い天然のビタミンEを使用している分、値段が高くなってしまうのでしょうね。

 

ビタミンK(フィトナジオン)

 このビタミンは血液を固める働きと、骨にカルシウムを沈着させる働きがあります。他のビタミンと違って知られていないと思います。

 

ビタミンKの働き
  • 出血を止める
  • 骨を丈夫にする

 

 ビタミンKは腸内細菌によって合成されるため、不足することはほとんどありません。新生児や乳児は、腸内の働きが未熟なためビタミンKの不足が起きることがあります。

 

 ビタミンKが多く含まれている食品は、納豆やモロヘイヤ、ほうれん草などです。他にも海藻類などに多く含まれています。

 

 クロレラなどの健康食品のにも含まれています。

 

 注意点として、ワーファリンや低容量アスピリンなどの、血液をサラサラにする薬を飲んでいる人には使うことが出来ません。

 せっかく、血液をサラサラにしているのに、血液を固めてしまうので・・・

 

 主治医の先生や、店頭の資格者に相談してから、飲むようにしてください。

有名な商品

 これはもうわかりません(笑)

 以上(笑)

脂溶性ビタミンまとめ

 4種類の脂溶性ビタミンについて書きました。脂溶性の方は、接客で使うことがあまりないビタミンです。ガッツリと覚えていなくっても大丈夫だと思います。(私の経験上接客であまり聞かれたことがないです。)

 

 その代わり、過剰摂取があるものや、他の医薬品との相互作用があるので気をつけなければなりません。

 

参考にした参考書の紹介!

 私がサプリメントや健康食品の勉強に使っているのはこの参考書です。

 この参考書にはたくさんの成分が載っていますので、すごく勉強になります。

 

 今回紹介したビタミンは登録販売者試験対策の参考書にも載っているのですが、ここまでは詳しく載っていないので、深く勉強していきたいならば試験対策の参考書とは別に買うべきです。

最後に

 過去にサブブログに上げた内容をリライトして新しく記事にしました!

 2000字ほど追加しました(笑)

 もっと深く書いていけばもっと多くなると思いますが、ここまでにします(笑)また気が向いたらリライトします!

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