ペケLOG(仮)

登録販売者。好きなことを書いている雑記ブログ。

令和元年の登録販売者試験を振り返ってみて思うこと。

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 こんにちは!

 

 先週の台風は大丈夫でしたか??

 

 私の地元はいろいろと大変でしたが、自宅は無事です!

 

 令和初の登録販売者試験の合格発表がされていますね!!

 

 今回の試験は例年以上に各地域での合格率の差がはっきりと出た年というのが一番気になるポイントになったと思います。

 

 今回は、この合格率の差について私の考えや思いについて書いていこうと思います。

 

過去最低の合格率になった首都圏ブロック

 

 1番驚く結果となったのがこの【首都圏ブロック】ではないでしょうか。

 

 軒並み、前年よりも合格率が下がっています・・・

 

  • 東京都 26.0%(1334/5126)
  • 埼玉県 23.4%(734/3138)
  • 千葉県 24.4%(683/2749)
  • 神奈川県 28.2%(956/3396)

※()内は(合格者数/受験者数)を表しています。

 

 この首都圏ブロックの全てで、合格率が20%台です。

 

 しかも、過去6年間においてすべて過去最低の合格率になっています。

 

 前年よりも10%近く合格率が下がっているというのは、合格者数が200~300人ほど少なくなっているということです。

 

 率直な意見としては、ここまで落ちるとは思っていませんでした・・・

 

 ということは、首都圏の登録販売者試験はもう落とす試験になってきているということではないでしょうか?

 

 もう首都圏には十分の資格者がいるという判断の結果が、問題を難しくして合格者数を減らしてきているだと考えられます。

 

 他の地域はどうでしょうか?

 

例年通りの北関東ブロック

 

 このブロックは昨年とはあまり変わりませんね。

 

  • 栃木県 32.1%(368/1147)
  • 群馬県 34.6%(491/1421)
  • 茨城県 35.5%(584/1644)

 

 例年と変わりませんが、栃木県以外は少し下がっています。

 

 首都圏ブロックと違って、合格率20%台が出ていませんが、これでも十分落とす試験になっていると言っても過言ではないと思います。

 

昨年よりも合格率を上げた北海道・東北ブロック

 純粋にすごいと思ったのがこの北海道・東北ブロックですね。

 

 毎年、高い合格率を維持しているのですが、前年の合格率を大きく超えてきたブロックですね!

 

  • 北海道 64.3%(1340/2085)
  • 青森県 61.0%(433/710)
  • 岩手県 56.9%(298/603)
  • 秋田県 57.0%(309/542)
  • 宮城県 61.9%(800/1292)
  • 山形県 60.0%(326/543)
  • 福島県 59.2%(1473/2487)

 

 素直にすごいです!!

 

 すべてが半分以上の人たちが合格しています!!

 

 首都圏と比べると倍以上の合格率があります。

 

 昨年の合格率が高いからなのか、今年の福島県の受験者数が2487人と昨年よりも400人ほど増えています。

 

 関東地方と併願するには合格率の高い、東北地方を選ぶ人が多いという結果ですかね。

 

 この合格率をキープするなら、併願する人は東北地方を受験も考えたほうがいいかもしれませんね。

 

この合格率の差がもたらすもの

 

 ここからは私の推測になってしまうのですが、このような地方の合格率を50%前後に設定して、首都圏を20%台にすることはこれからも続いていくように思います。

 

 人口の少ない地域のほうが、資格者の数が足りていないということが試験に反映しているのではないでしょうか。

 

 首都圏は人口が多く、地方からもどんどん人が入ってきますが、地方になってしまうと、人が出ていってしまうことが多いので資格者が減っているのかな。

 

 ということは、首都圏はこれから試験で合格することがどんどん難しくなってきそうですね・・・

 

 福島県や静岡県といった比較的合格率の高いところも併願で試験を受けたほうがいいのかもしれません。

 

今後の展望

 以前、ツイッターでなんで登録販売者試験は、薬剤師や医師といった国家試験と違って全国共通の試験にしないのかという意見がありました。

 

 この意見に関しては私も疑問に思っています。

 

 全国共通の試験にしてもいいのではと思います。

 

 すでに、この登録販売者という資格ができて10年以上経ちますので、ここらへんを堺にして、全国共通問題にして、合格率を調整したほうがいいと思います。

 

 そうすることで、ブロックであった問題の偏りをなくすことで、一定の水準を保つことができるのでないでしょうか?

 

 そう言っても、薬剤師、医師、看護師との歴史が違いすぎるという問題もあるので難しいと思います。

 

  • 医師 113回
  • 看護師 108回
  • 薬剤師 103回

 

 これは、国家試験の回数です。

 

 年に1回しかないので、全て100年以上の歴史があります・・・(登録販売者試験なんてこの10分の1です・・・)

 

 今は誰もが受けることのできる試験なので、ここまで一定の水準を保つもとは難しいんですかね?

 

 法律とかも関係しているので難しいのかな?

 

最後に

 今回は今年の登録販売者試験について私の思うことを個人的に書いてきました。

 

 ここには書いていませんが、関西広域連合という今年から一緒になった関西地方の結果も58.8%と高い合格率です。

 

 関東地方がひどいですね。

 

 九州地方が昨年同様に12月にあります。

 

 九州地方も昨年は合格率が50%台だったので、今年はどうなるでしょうか。昨年と同じぐらいになりそうですが・・・

 

 ということで、長々と私の思いを書いてきました。

 

 この低い合格率の中、合格した皆さんは本当に合格おめでとうございます!!

 

 残念ながら、不合格になってしまった皆さんは、諦めずに来年や九州でリベンジしてください!

 

 散々、合格率のことを言っていますが、合格率はただの数字です。

 

 しっかりと勉強して試験に望んだ人は合格できます!!

 

 この低い合格率を悲観するのではなく、ただの数字として見てください。

 

 恐れることはないです!!

 

 自分を信じで過去問を解くこと!!

 

 自分を信じて勉強を続けることができた人こそ、この合格率でも合格できます!!

 

 諦めずに挑戦してもらいたいです!

 

 応援しています!!

 

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 私が実際に勉強に使った参考書等が載っていますので、これからの勉強の参考にしてみてください!

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